薬剤師国家試験 第108回 問251
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60 歳女性。市町村が実施する検診で骨密度の低下が指摘され、近隣の整形 外科を受診した。脆弱性骨折は見られなかったが、骨密度低下(腰椎骨密度測定 値:若年成人平均値(YAM)の 65%)のため骨粗しょう症と診断された。本日、 以下の処方箋を持って初めて薬局を訪れた。 (処方) バゼドキシフェン錠 20 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) エルデカルシトールカプセル 0.75 ng 1 回 1 カプセル( 1 日 1 カプセル) 1 日 1 回 朝食後 14 日分 薬剤師が他の医療機関の受診の有無を確認したところ、今回の整形外科以外に内 科に通院していることがわかった。お薬手帳を確認したところ、以下の薬剤が処方 されていることが確認できた。なお、整形外科ではお薬手帳を提示していなかっ た。 (お薬手帳の内容) ニフェジピン徐放錠 40 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) リバーロキサバン錠 15 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) セルトラリン錠 100 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) ボノプラザンフマル酸塩錠 20 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 14 日分 ブロチゾラム口腔内崩壊錠 0.25 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 就寝前 14 日分 この患者のお薬手帳の内容から、今回整形外科で処方された薬剤が禁忌となる疾 患を内科で治療中である可能性が考えられた。その疾患はどれか。1つ選べ。
正解と解説
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深部静脈血栓症
バゼドキシフェンなどのSERM製剤はエストロゲン様作用により静脈血栓塞栓症のリスクを高めるため、深部静脈血栓症の既往や治療中の患者には禁忌とされている。お薬手帳に抗凝固薬であるリバーロキサバンが処方されていることから、この患者は深部静脈血栓症の治療を受けている可能性が疑われる。