実務
薬剤師国家試験 第99回 問222
222 / 345
56歳男性。身長 165cm、体重 63kg。直腸がんと診断され、フルオロウ ラシル・ホリナートカルシウム・イリノテカン塩酸塩水和物療法(FOLFIRI)と セツキシマブ(遺伝子組換え)製剤との併用療法が開始された。 上記併用療法における医薬品の使用に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
表示する
正解 1, 4
フルオロウラシルは、急速静注後、持続静注する。 / セツキシマブは、KRAS遺伝子変異の有無を考慮した上で使用する。
フルオロウラシルは急速静注(ボーラス投与)の後に持続静注を行うレジメンで用いられ、セツキシマブは抗EGFR抗体であり、KRAS遺伝子に変異があると効果が期待できないため使用前に遺伝子変異の有無を確認する必要がある。ホリナートカルシウムは副作用抑制ではなくフルオロウラシルの抗腫瘍効果を増強する目的で併用され、イリノテカンとフルオロウラシルの投与順序も本処方とは異なる。