生物
薬剤師国家試験 第99回 問225
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65歳女性。身長 162cm、体重 56kg。B細胞性非ホジキンリンパ腫と診 断され、次の治療を受けることになった。 (処方1) d-クロルフェニラミンマレイン酸塩錠 2mg 1回3錠 アセトアミノフェン錠 200mg 1回2錠 リツキシマブ(遺伝子組換え)製剤投与 30分前 1回分 (処方2) リツキシマブ(遺伝子組換え)製剤 10mg/mL 1回 600mg 用時 10倍希釈 1週間間隔で点滴静注 リツキシマブについて、医薬品添付文書から (a)〜 (c)の情報が得られた。こ れらを参考にして、本剤に関する正しい記述を2つ選べ。 (a) 本剤は、マウス-ヒトキメラ型のモノクローナル抗体である。 (b) 本剤を実験動物に静注投与した結果、末梢血液中のB細胞(Bリンパ球) 数は著しく減少したが、T細胞(Tリンパ球)数には変化を認めなかった。 (c) ヒト補体の存在下で、本剤を CD20陽性のヒト培養細胞に作用させたとこ ろ、その 50%が溶解したが、同じ条件で CD20陰性の細胞は溶解しなかっ た。
正解と解説
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正解 3, 4
T細胞に比べ、B細胞への結合能が高いと考えられる。 / 古典経路による補体活性化を誘導すると考えられる。
リツキシマブはB細胞表面のCD20に高い選択性で結合しT細胞にはほとんど結合せず、ヒト補体の存在下でCD20陽性細胞を効率よく溶解することから、古典経路を介した補体依存性細胞傷害(CDC)を誘導すると考えられる。キメラ抗体は可変部がマウス由来、定常部がヒト由来であり選択肢の記述は逆であり、CD20は単一のエピトープを認識する。