生物
薬剤師国家試験 第99回 問217
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70歳女性。腰痛を訴え来院した。骨密度が低下していることが明らかにな り骨粗しょう症と診断され、以下の薬剤が処方された。 (処方1) アレンドロン酸錠 35mg 1回1錠(週1錠) 週1回 起床時 4日分 (処方2) ケトプロフェンテープ 40mg(10× 14cm 非温感) 28枚 1日1回 腰に貼付 1年経過後の腰椎骨密度測定値は、若年成人平均値の 65%で、半年前の値より 3%下がっていた。さらに椎体骨折が1か所認められ、腰痛症状も改善されていな かった。そこで、以下の処方に変更となった。 (処方3) 皮下注射(自己注射) テリパラチド(遺伝子組換え)皮下注キット 600μg 1回 20μg 1日1回 28日 1本(28回分) 骨粗しょう症は、体内のカルシウム代謝と深く関わっている。生体のカルシウム イオン(Ca2+)濃度の調節に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 1, 2
細胞膜には ATPの加水分解エネルギーを用いて細胞外にCa2+を排出するCa2+ポンプが存在する。 / 腸管からの Ca2+の吸収は、カルシトリオール(活性型ビタミン D3)により促進される。
細胞膜にはATP依存性のCa2+ポンプが存在し細胞外へCa2+を能動的に排出しており、活性型ビタミンD3であるカルシトリオールは腸管からのCa2+吸収を促進する。一方、カルシトニンは骨吸収を抑制して血中Ca2+を低下させる方向に働き、副甲状腺ホルモンは腎尿細管でのCa2+再吸収を促進するため、これらと逆の記述は誤りである。