生物
薬剤師国家試験 第99回 問219
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57歳男性。身長 165cm、体重 70kg。20歳代前半よりほぼ毎日、日本酒 にして1日3合(540mL)程度の飲酒を続けている。1年ほど前に下肢のむくみ を自覚し、近医を受診した結果、肝機能障害を指摘されたが放置していた。最近、 全身の倦怠感を強く感じるようになり来院した。非代償性肝硬変と診断され、以下 の薬剤が処方された。 (処方1) スピロノラクトン錠 25mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝昼食後 14日分 (処方2) フロセミド錠 40mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 (処方3) ラクツロースシロップ 65% 1回 10mL(1日 30mL) 1日3回 朝昼夕食後 14日分 (処方4) カゼイ菌散 1回 1g(1日 3g) 1日3回 朝昼夕食後 14日分 (処方5) イソロイシン・ロイシン・バリン顆粒 4.15g 1回1包(1日3包) 1日3回 朝昼夕食後 14日分 肝臓の機能と非代償性肝硬変の病態に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 2, 3
アルブミン産生の低下は、浮腫の誘因となる。 / アンモニアから尿素への変換の低下は、肝性脳症の誘因となる。
アルブミンは肝臓で産生される血漿タンパクであり、その産生低下は膠質浸透圧の低下を招き浮腫の誘因となる。また、肝機能低下によりアンモニアを尿素へ変換する尿素回路の働きが低下すると、血中アンモニア濃度が上昇し肝性脳症を誘発する。分枝鎖アミノ酸は主に骨格筋で代謝され、出血傾向は凝固因子の産生低下によるものであり、これらと逆の記述は誤りである。