関税法等
通関士試験 第56回 関税法等 第12問
32 / 60
次の記述は、関税の軽減、免除又は払戻しに関するものであるが、その記述の正しいものはどれか。すべてを選び、その番号をマークしなさい。
正解と解説
表示する
正解 2, 4, 5
修繕のため本邦から輸出され、その輸出の許可の日から1年以内に輸入される貨物については、関税定率法第11条(加工又は修繕のため輸出された貨物の減税)の規定による関税の軽減を受けることができる。 / 本邦から出漁した本邦の船舶によって外国で採捕された水産物及び本邦から出漁した本邦の船舶内において当該水産物に加工して得た製品で、輸入されるものについては、関税定率法第14条の3第1項(外国で採捕された水産物等の減税又は免税)の規定による関税の免除を受けることができる。 / 宇宙開発の用に供する人工衛星を開発するためのロケットの部分品であって、本邦において製作することが困難と認められないものについては、関税暫定措置法第4条(航空機部分品等の免税)の規定による関税の免除を受けることができない。
修繕のため輸出され1年以内に輸入される貨物は、加工の場合と異なり本邦での修繕が困難であることを要件とせずに関税定率法第11条の軽減を受けられるため肢2は正しく、本邦船舶が公海で採捕した水産物等の減免税(同法第14条の3)や、本邦製作が困難でない人工衛星用ロケット部品が関税暫定措置法第4条の免税の対象外となる点も正しいため、肢4・5も正しい。加工のため輸出された貨物の軽減には本邦での加工が困難であることが要件となるため肢1は誤りであり、違約品の再輸出戻し税の要件も本肢の内容とは異なるため肢3も誤りである。