通関士試験 第59回 関税法等 第5問
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次の記述は、関税定率法第4条第1項(課税価格の決定の原則)に関するものであるが、( )に入れるべき最も適切な語句を下の選択肢から選び、その番号をマークしなさい。 1 輸入貨物の課税標準となる価格は、関税定率法第4条第2項本文の規定の適用がある場合を除き、当該輸入貨物に係る( イ )がされた場合において、当該( イ )に関し買手により売手に対し又は売手のために、当該輸入貨物につき( ロ )に、その含まれていない限度において運賃等の額を加えた価格である。 2 「( イ )」とは、( ハ )が買手として貨物を本邦に到着させることを目的として売手との間で行った( ニ )であって、現実に当該貨物が本邦に到着することとなったものをいい、通常、現実に貨物を輸入することとなる( ニ )がこれに該当することとされている。 3 「( ロ )」とは、買手が売手に対し又は売手のために、輸入貨物に係る取引の状況その他の事情からみて当該輸入貨物の( イ )をするために現実に支払った又は支払うべき総額をいい、その支払いは、必ずしも( ホ )によるものであることを要しないこととされている。
語群
- 1卸取引
- 2課税価格
- 3金銭の移転
- 4現実に支払われた又は支払われるべき価格
- 5小売取引
- 6支払手段の決済
- 7取引価格
- 8売買
- 9貿易
- 10本邦において税関事務管理人を定めた者
- 11本邦に拠点を有する者
- 12本邦に恒久的施設を有する者
- 13本邦の通貨
- 14約束
- 15輸入取引
( イ )に入れるべき最も適切な語句はどれか。
正解と解説
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輸入取引
課税価格の基礎となるのは「輸入取引」であり、買手として貨物を本邦に到着させることを目的として売手との間で行われ、現実に貨物が本邦に到着することとなった売買を指す。卸取引や小売取引といった取引段階の区分とは異なる概念である。
( ロ )に入れるべき最も適切な語句はどれか。
正解と解説
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現実に支払われた又は支払われるべき価格
「現実に支払われた又は支払われるべき価格」とは、買手が売手に対し又は売手のために輸入貨物につき現実に支払った又は支払うべき総額をいい、これに含まれていない運賃等を加えたものが課税価格となる。
( ハ )に入れるべき最も適切な語句はどれか。
正解と解説
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本邦に拠点を有する者
輸入取引における買手とは、本邦に拠点を有する者が貨物を本邦に到着させることを目的として売手との間で行った売買の当事者を指すものとされている。
( ニ )に入れるべき最も適切な語句はどれか。
正解と解説
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売買
「輸入取引」に該当するのは、現実に貨物を輸入することとなる売買であり、輸入取引に該当する契約類型として通常想定されるのは売買である。
( ホ )に入れるべき最も適切な語句はどれか。
正解と解説
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金銭の移転
現実に支払われた又は支払われるべき価格の支払いは、必ずしも金銭の移転によるものであることを要しないとされており、相殺や物品による決済等も含まれ得る。