学説試験
獣医師国家試験 第76回 学説B 問10
140 / 210
犬伝染性肝炎に関する記述として誤っているのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 3
多くの場合肝臓癌へと進行する。
犬伝染性肝炎は犬アデノウイルス1型による全身感染症で、肝細胞や血管内皮に好塩基性の核内封入体を形成し、急性肝壊死を起こす。経過は急性で、回復例では免疫複合体の沈着により角膜混濁(ブルーアイ)やぶどう膜炎がみられるが、肝臓癌へ進行する疾患ではない。予防にはブルーアイを起こしにくい犬アデノウイルス2型の生ワクチンが交差防御を期待して用いられる。