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5月
FP技能検定 1級 (学科・基礎編) 2025年5月 問5
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公的年金の老齢給付の繰上げ支給および繰下げ支給に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、記載のない事項については考慮しないものとする。
正解と解説
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正解 4
65歳到達時に老齢基礎年金の受給権を取得したDさん(1954年1月15日生まれ・女性)が、71歳6カ月で老齢基礎年金の請求手続をし、遡及して年金を受け取ることを選択した場合、66歳6カ月で繰下げ支給の申出があったものとみなした増額率により増額された年金額の5年分を一括して受け取ることができる。
2023年4月に設けられた特例的な繰下げみなし増額制度により、70歳到達後に繰下げの申出をせずに本来の年金を遡って請求した場合、請求日の5年前に繰下げの申出があったものとみなして増額された年金を5年分一括して受け取ることができます。1954年1月15日生まれのDさんは対象となるため、4が適切です。1961年6月10日生まれのAさんは1962年4月1日以前生まれであるため繰上げの減額率は1カ月0.5%で、64歳0カ月なら12カ月×0.5%=6.0%です。1963年6月20日生まれの女性Bさんは特別支給の老齢厚生年金の支給開始年齢が63歳であるため、62歳0カ月での繰上げによる老齢厚生年金の減額率は12カ月分にとどまり老齢基礎年金の14.4%とは一致せず、また老齢基礎年金と老齢厚生年金の繰下げは一方のみを選択することもできます。