司法書士試験 (多肢択一式) 2021年度 午後 第26問
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司法書士法務律子は,令和3年6月21日,登記記録に次のような記録(抜粋)がある 甲土地の所有権の登記名義人である甲山由紀及び甲区2番で登記された仮登記の関係者 である丙野健二から,次のとおりの事情を聴取し,登記申請の依頼を受けた。依頼に係 る全ての登記申請に必要となる登録免許税の合計の額として正しいものは,後記1から 5までのうち,どれか。 なお,甲土地の不動産の価額は500万円とし,甲土地の権利部(乙区)の登記記録はな いものとする。また,複数の申請方法が考えられる場合は登録免許税の額の合計が最も 低額となるように申請するものとし,登録免許税の額の計算に当たり,租税特別措置法 等の特例法による税の減免の規定の適用はないものとする。 (甲土地の登記記録の権利部の表示) 権 利 部 ( 甲 区 ) ( 所 有 権 に 関 す る 事 項 ) 順位番号 登 記 の 目 的 受付年月日・受付番号 権 利 者 そ の 他 の 事 項
正解と解説
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条件付所有権移転 平成30年4月20日 原因 平成30年4月15日売買仮登記 第6000号 (条件 売買代金完済)権利者A市B町150番地 丙野二郎余白 余白 余白
必要となる登記は、甲区3番の登記名義人についての表示の変更等、仮登記上の権利の相続による移転、及び仮登記に基づく本登記である。住所の移転は3番の相続登記が受付けられる前に生じていたため登記記録が当初から実体と異なり錯誤を原因とする更正となるのに対し、氏名の変更は登記後の婚姻によるもので変更の登記となり、両者は一の申請情報によることができないため各1000円を要する。条件付所有権移転仮登記の丙野二郎から丙野健二への相続による移転は付記登記として1000円、仮登記に基づく本登記は不動産価額500万円に本来の税率20/1000を乗じた額から仮登記の際に納付済みの10/1000相当額を控除した5万円となる。したがって合計は5万3000円となる。