国家試験問題
管理栄養士国家試験 第26回 問197
197 / 200
37歳、男性。妻と子ども2人の4人家族。仕事が忙しく、帰宅はほぼ毎日夜11時 過ぎ。朝はぎりぎりまで寝ていて、妻が子どもの分と一緒に朝食を準備しているが、 欠食。家族と一緒に食事をする頻度は週末1回程度。子どもと接する時間があまりと れず、さびしく思っている。また、この10年間、体重が増加傾向にあり、現在 BMI24.8kg/m2となり、気にしている。 会社の健康診断時に、管理栄養士が、「朝食欠食」をどう思っているかたずねたとこ ろ、「忙しくてすぐには無理だが、近いうちに改善したい」と答えたので、熟考期(関 心期)にあることがわかった。 トランスセオレティカルモデル(行動変容段階モデル)に基づく、「朝食を食べる こと」の意思決定バランスに関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
正解と解説
表示する
正解 5
朝食を食べるには、働き方を工夫して、帰宅時間を少し早くしようと思う。
トランスセオレティカルモデルの意思決定バランスは、行動変容によって生じる「恩恵」と「負担」を対比して捉える枠組みである。「働き方を工夫して帰宅時間を早くしようと思う」は朝食を食べること自体の恩恵・負担の認知ではなく、行動変容のための具体的な対処法を述べたものであり、意思決定バランスの記述には当たらない。