一般問題
医師国家試験 第110回 問138
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52歳の男性。墜落外傷で尿道からの出血が止まらないため救急車で搬入された。 自宅の庭木の手入れ中に誤ってはしごから墜落した。殿部の痛みのため歩けず、尿 道からの出血が止まらないため救急車を要請した。意識は清明。体温36.0°C。脈 拍110/分、整。血圧90/58mmHg。呼吸数20/分、整。SpO 100%8リザーバー付 マスク10L/分 酸素投与下:。頭頸部と胸腹部とに変形、外傷、皮下血腫および圧 痛を認めない。四肢に擦過創を認める。殿部の腫脹と疼痛とを認める。外尿道口か ら持続的な出血を認める。ポータブルエックス線写真で骨盤骨折を認める。呼吸と 循環の補助を開始するとともに、尿量測定のため尿道カテーテル留置を検討するこ ととなった。 挿入する前に行うべきなのはどれか。
正解と解説
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正解 b
直腸指診
骨盤骨折に外尿道口からの出血を伴う場合は後部尿道損傷が強く疑われ、盲目的に尿道カテーテルを挿入すると損傷を完成させる危険があります。挿入前に直腸指診を行い、前立腺の高位浮動や直腸損傷の有無を確認することが必須です。尿道損傷が疑われれば逆行性尿道造影を行い、必要に応じて膀胱瘻を選択します。