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問148 / 500

医師国家試験 第110回 問148

一般問題

78歳の女性。食欲不振と軽度の全身倦怠感とを主訴に紹介されて来院した。 現病歴 : 4週前に自宅で転倒して尻もちをつき腰痛が出現したため自宅近くの診 療所を受診した。腰椎エックス線写真で第1腰椎の圧迫骨折を認め、腰椎骨塩定量 検査で骨密度が著明に低下しており、骨粗鬆症と診断された。非ステロイド性抗炎 症薬、ビスホスホネート製剤、カルシウム製剤および活性型ビタミンD製剤によ る治療が開始された。2週後の再診時には腰痛は軽減し、非ステロイド性抗炎症薬 は終了となったが、他の薬剤はその後も投与が継続されていた。1週前から食欲不 振と軽度の全身倦怠感とを自覚し持続するため紹介されて受診した。尿検査と血液 検査の結果を持参している。 既往歴 : 70歳時に胆石で胆囊摘出術。75歳時に大腸憩室炎。 生活歴 : 娘夫婦と孫2人との5人暮らし。腰痛が軽減した後は日課にしていた朝 30分の散歩を再開している。 検査所見H持参したものN : 尿所見:蛋白8安:、糖8安:。血液所見:赤血球468 万、Hb14.6g/dL、Ht42%、白血球4,600、血小板36万。血液生化学所見:総蛋 白7.6g/dL、アルブミン4.6g/dL、総ビリルビン0.8mg/dL、直接ビリルビン 0.4mg/dL、AST24IU/L、ALT10IU/L、LD226IU/L8基準176〜353:、尿素窒 素32mg/dL、クレアチニン1.1mg/dL、尿酸8.6mg/dL、血糖120mg/dL、Na 146mEq/L、K3.8mEq/L、Cl104mEq/L。CRP0.3mg/dL未満。 現 症 : 意識レベルはJCSI-2。身長150cm、体重45kg。体温36.0°C。脈拍 84/分、整。血圧132/92mmHg。呼吸数16/分。SpO 96%8room air:。眼瞼結膜 と眼球結膜とに異常を認めない。甲状腺腫と頸部リンパ節とを触知しない。心音と 呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。四肢の筋力 に異常を認めない。 この患者にみられる可能性が高いのはどれか。

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