一般問題
医師国家試験 第110回 問355
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30歳の1回経産婦。妊娠28週の妊婦健康診査のため来院した。3週前に幼稚園 に通う4歳の息子に皮疹が出現したため、かかりつけ医を受診したところ頰部の紅 斑と手足のレース様紅斑とを認めると言われた。幼稚園では同じ疾患が流行してい た。超音波検査で、児の発育は正常であるものの胎児に胸水と皮下浮腫とを認め た。 血流速度計測を行うべき胎児血管はどれか。
正解と解説
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正解 e
中大脳動脈
同居児の頰部紅斑とレース様紅斑から伝染性紅斑(ヒトパルボウイルスB19感染)の家庭内曝露が考えられ、胎児の胸水と皮下浮腫は胎児水腫を示しています。本ウイルスは赤芽球前駆細胞に感染して胎児貧血を起こすため、中大脳動脈の収縮期最大血流速度を測定して貧血の程度を推定し、必要なら胎児輸血を検討します。