一般問題
医師国家試験 第110回 問359
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10歳の女児。低身長を主訴に母親とともに来院した。9歳時に学校の健康診断 で低身長(−2.0SD)を指摘され、10歳時の健診で身長の伸びが乏しいため受診し た。身長122cm(−2.2SD)、体重26kg。翼状頸を認めない。胸郭に変形を認め ない。血液生化学所見:TSH3.09μU/mL(基準0.2〜4.0)、FT 1.25ng/dL(基準 0.8〜2.2)、ソマトメジンC35ng/mL(基準155〜588)。骨年齢は8歳相当である。 頭部MRIで異常を認めない。 最も考えられるのはどれか。
正解と解説
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正解 a
成長ホルモン分泌不全性低身長
低身長で成長速度が低下し、ソマトメジンC(IGF-1)が著明に低値で骨年齢が暦年齢より遅延している点から成長ホルモン分泌不全性低身長が最も考えられます。甲状腺機能は正常で頭部MRIにも異常がなく、翼状頸や外反肘などTurner症候群を示唆する身体所見も認めません。確定には成長ホルモン分泌刺激試験を行います。