一般問題
医師国家試験 第110回 問358
358 / 500
2歳1か月の男児。発達の遅れを心配した父親に連れられて来院した。身長85 cm、体重12.5kg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝を季 肋下に0.5cm触知する。脾は触知しない。一人立ちはできるが、走れず、階段を 上がることができない。スプーンをうまく使えない。積み木を2個積むことができ る。言葉は2語文が話せる。 この児について異常と考えられるのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 e
運動発達
2歳では走ることができ、階段を一段ずつ上がり、積み木を6個程度積めるのが標準です。本児は走れず階段も上がれずスプーンも使えないため、粗大運動・微細運動を含む運動発達の遅れが明らかです。二語文が話せる点で言語発達は年齢相応であり、身長・体重も正常範囲、肝を季肋下0.5cm触知するのは小児では生理的な所見です。