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Certia
一般問題

医師国家試験 第110回 問404

404 / 500

45歳の女性。腹部膨満感と胆汁様消化液の嘔吐とを主訴に来院した。2か月前 に胃癌による癌性腹膜炎と診断され、本人と家族とに数か月の予後と告知されてい た。2週前から腹痛に対しオピオイドが投与されており、1週前から排便や排ガス がなくなり、時々、胆汁様消化液の嘔吐がある。るいそうが目立ち、腹部は膨満 し、腸雑音が減弱している。腹部エックス線写真で小腸ガスを伴う腸管拡張像が観 察され、大腸のガス像を認めない。治療方針について、緩和ケアチームの中で消化 器疾患の担当医と緩和ケアの担当医の意見が一致しない。 対応として適切なのはどれか。

正解と解説

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正解 d

患者、家族および緩和ケアチームで話し合う。

医療チーム内で治療方針の意見が分かれた場合は、患者本人と家族を含めて情報を共有し、患者の価値観や希望を踏まえて合意形成を図ることが基本です。特定の担当医の意見を無条件に優先させたり、単独で方針を決めたりすることは、患者の自己決定権を損ないます。この症例は癌性腹膜炎による悪性腸閉塞であり、輸液や薬物療法、消化管減圧などの選択肢について本人の意向を確認する必要があります。

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