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Certia
一般問題

医師国家試験 第110回 問411

411 / 500

56歳の男性。四肢の筋けいれんを主訴に来院した。炎天下で道路工事をしてい た。午後になり、気分不快とふらつきが出現し、四肢に筋けいれんが生じるように なってきたため同僚に付き添われて受診した。朝から尿が出ていないという。意識 レベルはJCSI-2。体温37.2°C。脈拍100/分、整。血圧104/70mmHg。呼吸数 18/分。皮膚、口腔粘膜、舌および腋窩は乾燥している。頸静脈の虚脱を認める。 血液生化学所見:総蛋白8.3g/dL、アルブミン4.5g/dL、血糖98mg/dL、尿素 窒素46mg/dL、クレアチニン2.0mg/dL、尿酸7.8mg/dL、Na138mEq/L、K 4.8mEq/L、Cl98mEq/L。 治療として適切なのはどれか。

正解と解説

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正解 d

生理食塩液点滴

炎天下の労働後に生じた筋けいれん、乏尿、皮膚・粘膜の乾燥、頸静脈虚脱、総蛋白とアルブミンの上昇、BUN/クレアチニン比の開大は、発汗による著明な脱水と腎前性腎障害を示します。治療は生理食塩液による細胞外液の補充であり、循環血漿量を回復させることで腎機能も改善します。脱水状態でのフロセミド投与は病態を悪化させ、この時点で透析や昇圧薬の適応はありません。

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