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Certia
必修問題

医師国家試験 第112回 問121

121 / 400

66歳の男性。発熱、頭痛および嘔吐のため救急車で搬入された。 現病歴 : 2日前から38°Cの発熱があった。昨日、頭部全体の頭痛が出現し徐々 に増悪して、市販の鎮痛薬を内服しても改善しなかった。さらに嘔吐を繰り返すよ うになったため、同居する妻が救急車を要請した。 既往歴 : 58歳時から高血圧症のため内服治療中。 生活歴 : 妻と2人暮らし。長年、事務職をしていた。喫煙は20本/日を35年間。 飲酒はビール350mL/日を30年間。 家族歴 : 父親が高血圧症。母親が大腸癌で死亡。 現 症 : 意識レベルはJCSI-1。身長173cm、体重52kg。体温38.7°C。心拍 数90/分、整。血圧110/66mmHg。呼吸数22/分。SpO 98%;room air=。眼瞼結 膜と眼球結膜とに異常を認めない。瞳孔不同はなく、対光反射は両側正常。口腔粘 膜に異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・ 脾を触知しない。 診断のためにまず確認すべき所見はどれか。

正解と解説

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正解 c

項部硬直

発熱に続いて増悪する頭痛と反復する嘔吐がみられ、細菌性髄膜炎をはじめとする髄膜炎を強く疑う経過です。髄膜刺激徴候である項部硬直の有無をまず確認し、疑われれば速やかに腰椎穿刺による髄液検査と抗菌薬投与へ進みます。眼振や筋強剛、Barré徴候、Babinski徴候はこの病態の診断の入口としては優先度が低い所見です。

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