必修問題
医師国家試験 第112回 問122
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66歳の男性。発熱、頭痛および嘔吐のため救急車で搬入された。 現病歴 : 2日前から38°Cの発熱があった。昨日、頭部全体の頭痛が出現し徐々 に増悪して、市販の鎮痛薬を内服しても改善しなかった。さらに嘔吐を繰り返すよ うになったため、同居する妻が救急車を要請した。 既往歴 : 58歳時から高血圧症のため内服治療中。 生活歴 : 妻と2人暮らし。長年、事務職をしていた。喫煙は20本/日を35年間。 飲酒はビール350mL/日を30年間。 家族歴 : 父親が高血圧症。母親が大腸癌で死亡。 現 症 : 意識レベルはJCSI-1。身長173cm、体重52kg。体温38.7°C。心拍 数90/分、整。血圧110/66mmHg。呼吸数22/分。SpO 98%;room air=。眼瞼結 膜と眼球結膜とに異常を認めない。瞳孔不同はなく、対光反射は両側正常。口腔粘 膜に異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・ 脾を触知しない。 診断のために血液培養の検体を採取することにした。 採取にあたり適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 a
2セット採取する。
血液培養は原因菌の検出率を高め、皮膚常在菌によるコンタミネーションかどうかを判断するために、異なる部位から2セット採取することが基本です。抗菌薬投与前に採取しなければ検出率が大きく低下します。採取後は冷蔵せず速やかに培養装置へ搬送し、無菌操作のため手袋を着用して穿刺部位を十分に消毒します。通常は静脈血で十分で、動脈血を優先する必要はありません。