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問118 / 400

医師国家試験 第112回 問118

必修問題

76歳の女性。息切れを主訴に来院した。 現病歴 : 1年前から息切れを自覚するようになり、3か月前から10分程度歩く と息切れがするようになった。3日前に風邪をひいてから息切れが増悪して動けな くなったため、同居の娘に伴われて総合病院の呼吸器内科外来を受診した。 既往歴 : 糖尿病、高血圧症、慢性心不全;NYHAII=、変形性膝関節症、骨粗鬆 症および不眠で複数の医療機関に通院していた。半年前からこれらの医療機関の受 診が滞りがちになっていた。 生活歴 : 娘と2人暮らし。日中、娘は仕事に出ている。摂食、排泄および更衣は 自分でできるが、家事や外出は困難で、入浴は娘が介助している。喫煙は15本/日 を45年間。飲酒歴はない。 現 症 : 意識は清明。身長158cm、体重42kg。体温36.6°C。脈拍104/分、 整。血圧120/76mmHg。呼吸数28/分。SpO 93%;room air=。皮膚は正常。眼瞼 結膜と眼球結膜とに異常を認めない。頸部に甲状腺腫大やリンパ節を触知せず、頸 静脈の怒張を認めない。呼吸補助筋が目立つ。心音に異常を認めない。呼吸音は両 側の胸部にwheezesを聴取するが、cracklesは聴取しない。腹部は平坦、軟。四 肢に浮腫を認めない。改訂長谷川式簡易知能評価スケールは27点;30点満点=。 検査所見 : 胸部エックス線写真で肺の過膨張を認めるが、浸潤影や肺うっ血を認 めない。心胸郭比は53%。胸部CTで全肺野に低吸収域〈low attenuation area〉を 認める。 この患者の療養を支援していくために重要性が低いのはどれか。

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