必修問題
医師国家試験 第112回 問114
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2歳の男児。発熱と呼吸困難のため救急車で搬入された。本日朝、38.8°Cの発 熱と呼吸困難とに両親が気付き救急車を要請した。来院時の体温39.8°C。心拍数 120/分、整。呼吸数28/分。SpO 96%;リザーバー付マスク5L/分 酸素投与下=。 毛細血管再充満時間は1秒と正常である。呼吸困難は仰臥位で増悪し、座位でやや 軽快する。下顎を上げた姿勢で努力呼吸を認める。嚥下が困難で唾液を飲み込むこ とができない。心音に異常を認めない。呼吸音では、吸気時に喘鳴と肋間窩の陥入 とを認める。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。 最も優先すべきなのはどれか。
正解と解説
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正解 a
喉頭内視鏡での気管挿管
高熱、嚥下困難による唾液の流涎、坐位で軽快する呼吸困難、下顎を前に出した姿勢、吸気性喘鳴という所見は急性喉頭蓋炎に典型的で、急速に完全気道閉塞をきたす危険があります。したがって最優先すべきは確実な気道確保であり、喉頭内視鏡下での気管挿管を準備の整った環境で行います。舌圧子による咽頭視診は喉頭痙攣や気道閉塞を誘発する危険があり禁忌とされ、検査を優先することも適切ではありません。