一般問題
医師国家試験 第114回 問243
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63歳の女性。頭痛と行動異常を主訴に来院した。3か月前から起床時の頭痛を 自覚し、徐々に悪心を伴うようになってきたため受診した。2か月前から約束を間 違える、着衣がうまくできないなどの異常に家族が気付いていたという。意識レベ ルはJCSI-2。脈拍68/分、整。血圧142/88mmHg。神経診察で左不全片麻痺を 認める。頭部造影MRI(別冊No. 19A)を別に示す。入院し、開頭腫瘍摘出術を施 行した。病変部のH-E染色標本(別冊No. 19B)を別に示す。 診断はどれか。


正解と解説
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正解 a
膠芽腫
数か月の経過で進行する頭蓋内圧亢進症状(起床時頭痛と悪心)と高次脳機能障害、片麻痺を呈し、造影MRIでリング状に増強される不均一な腫瘤を認め、病理でグリア系腫瘍細胞の密な増殖に微小血管増生と壊死を伴う所見がみられることから膠芽腫と診断されます。髄膜腫は硬膜付着性の境界明瞭な髄外腫瘍で、経過も異なります。