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Certia
必修問題

医師国家試験 第117回 問103

103 / 400

82歳の女性。発熱を主訴に家族に連れられて来院した。誤嚥性肺炎の診断で入 院となった。Alzheimer型認知症があり、食事のむせこみで頻回の誤嚥性肺炎の既 往がある。肺炎のため2週間前に入院し、肺炎は改善したがADLが低下したため 現在は全介助の状態である。認知機能障害のため嚥下訓練も進まず胃瘻の造設を検 討することになった。認知症症状が悪化する前には、「ボケるくらいなら死んだほ うがまし」、「胃に管を入れてまで生きたいと思わない」と発言していたという。息 子は胃瘻を希望しているが娘は反対している。現在、意識は傾眠状態で、呼びかけ に反応しない。 この患者の胃瘻造設に関する意思決定について適切なのはどれか。

正解と解説

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正解 d

患者の推定意思を尊重し家族と医療チームが話し合って決定する。

意思決定能力を失った患者では、本人が判断能力を有していた時期に示していた価値観や発言をもとに推定意思を尊重し、家族等と医療・ケアチームが繰り返し話し合って合意形成を図ることが原則です。これは人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドラインの考え方でもあります。家族だけ、あるいは医療者だけで決めるものではありません。

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