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Certia
必修問題

医師国家試験 第117回 問112

112 / 400

18歳の女子。呼吸困難を主訴に救急外来を受診した。通学途中に満員のバスの 中で急に息苦しく、呼吸が促迫になった。パニック障害で自宅近くの診療所に通院 しているが、それ以外の基礎疾患はない。意識は清明。体温36.8°C。脈拍 104/分、整。血圧112/72mmHg。呼吸数48/分。SpO 100%(room air)。頸静脈 の怒張を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、圧痛を 認めない。四肢にチアノーゼを認めない。患者は「息ができない。手の指先と口の 周囲が痺れる」と言っている。 この患者に救急外来で行う対応として正しいのはどれか。

正解と解説

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正解 e

ゆっくり呼吸するように指導する。

SpO2が正常で身体所見に異常がないのに著明な頻呼吸と四肢末梢・口周囲のしびれを訴えており、過換気症候群と考えられます。二酸化炭素の過剰排出による呼吸性アルカローシスでカルシウムのイオン化が低下し、しびれやテタニーが生じます。安心させたうえでゆっくり呼吸するよう指導するのが基本で、紙袋を用いた再呼吸法は低酸素の危険があり現在は推奨されません。

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