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Certia
必修問題

医師国家試験 第117回 問113

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67歳の男性。腹部膨満感、右季肋部痛およびふらつきを主訴に来院した。半年 以上前から右季肋部痛を自覚していたが、3か月前から痛みが増強するとともに腹 部膨満感が出現、1か月前から黒色の軟便が見られるようになり、2週間前からふ らつきが強まった。ここ3か月で体重が5kg減少している。意識は清明だが、問 診の意味が把握しにくいようで、聴覚障害と軽度の知的障害が疑われる。身長 154cm、体重53kg。体温35.9°C。脈拍84/分、整。血圧112/72mmHg。呼吸数 13/分。眼瞼結膜は蒼白で眼球結膜に軽度黄染を認める。腹部は膨満しており、波 動を認める。両下腿に強い浮腫を認める。一人暮らしで身寄りがなく、生活保護を 受けている。民生委員が同伴で受診しており、問診の際も民生委員を介して聞き取 りを行ったが、生活状況などについて十分な情報が聴取できない。 まず取るべき対応で正しいのはどれか。

正解と解説

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正解 b

診療方針について患者本人に説明し意向を聞く。

軽度の知的障害や聴覚障害があっても意思決定能力が失われているとは限らないため、まずは本人が理解できる方法で病状と診療方針を説明し、本人の意向を確認することが原則です。民生委員には法的な代理権はなく、成年後見人とみなすことはできません。本人の意思確認を経ずに医師や検査結果だけで方針を決めたり、検査治療を打ち切ったりすることは適切ではありません。

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