必修問題
医師国家試験 第117回 問114
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75歳の男性。複視と眼瞼下垂を主訴に来院した。昨夜、入眠中に突然出現した 激しい頭痛のために覚醒し、頭痛は1時間持続した。今朝になって複視と右眼の開 眼困難に気付いた。これまでに慢性的な頭痛の既往はない。意識は清明。身長 172cm、体重61kg。体温36.4°C。脈拍72/分、整。血圧128/80mmHg。呼吸数 12/分。SpO 96%(room air)。右瞳孔の散大と対光反射消失とを認める。眼(別冊 No.4A)と眼球運動の様子(別冊No.4B)とを別に示す。他の身体診察に異常を認 めない。 最も考えられる診断はどれか。


正解と解説
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正解 c
脳動脈瘤
突然発症した激しい頭痛に続き、右瞳孔散大と対光反射消失を伴う眼瞼下垂・複視が出現しており、動眼神経麻痺と考えられます。瞳孔不同を伴う動眼神経麻痺は神経を外側から圧迫する病変を示唆し、内頸動脈と後交通動脈の分岐部にできた脳動脈瘤が最も考えられます。切迫破裂の可能性があり緊急の画像評価と治療が必要です。