一般問題
医師国家試験 第118回 問168
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36歳の初産婦(1妊0産)。妊娠31週5日、下腹部痛と性器出血のため救急車で 搬入された。これまでの妊娠経過に異常はなかった。自宅で突然強い下腹部痛と性 器出血を訴え、意識は清明だがぐったりしているため、家族が救急車を要請した。 31歳時に腹腔鏡下子宮筋腫核出術を受けている。身長162cm、体重64kg。意識 レベルはJCSI-1。体温35.1°C。心拍数116/分、整。血圧76/54 mmHg。呼吸数 28/分。SpO 98%(リザーバー付マスク10L/分 酸素投与下)。心音と呼吸音とに 異常を認めない。腹部は膨満している。静脈路の確保を行った。 直ちに行う検査で適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 c
腹部超音波検査
妊娠中期以降に突然生じた強い下腹部痛と性器出血にショック状態を伴うことから、常位胎盤早期剝離が強く疑われます。ベッドサイドで直ちに施行でき、胎盤後血腫や腹腔内出血、胎児心拍を短時間で確認できる腹部超音波検査が第一選択です。母児ともに危険な状態であり、CT室への移動を要する検査で時間を費やすことは避けます。