一般問題
医師国家試験 第118回 問180
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34歳の経産婦(2妊1産)。妊娠41週2日、破水感を主訴に来院した。妊娠初期 から妊婦健康診査を受けていたが、特に異常は指摘されていなかった。妊娠41週 2日、午前7時に破水感を自覚したため午前8時に来院した。子宮収縮の自覚はな かった。腟鏡診にて少量の羊水の流出を認めた。内診で 子宮口は3cm開大、展退 度は60%、硬度は中等度、児頭下降度はSP−2cmであった。入院管理とし、1 午後2時、8分ごとの規則的な子宮収縮が開始した。2午後7時、子宮口は10cm 開大、展退度は100%。その後、3児頭は顔面を母体腹壁側へ向けるように回旋し た。3回の怒責で児頭が娩出し、4続いて母体腹壁側の肩甲が、その後母体背中側 の肩甲が娩出した。5児娩出9分後に胎盤が娩出された。 下線部のうち、異常な分娩経過はどれか。
正解と解説
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正解 c
3
分娩の第2回旋では児の後頭部が恥骨結合側を向くのが正常で、児頭が顔面を母体腹壁側へ向けるのは後方後頭位という回旋異常です。分娩の遷延や会陰裂傷、児頭の下降不良の原因となります。8分ごとの陣痛開始、子宮口全開大、前在肩甲からの娩出、9分後の胎盤娩出はいずれも正常な経過です。