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Certia
必修問題

医師国家試験 第119回 問303

303 / 400

80歳の男性。発熱、咳嗽および呼吸困難のため救急車で搬入された。既往歴に 脳梗塞があり、右片麻痺と失語がある。体温38.6°C。心拍数108/分、不整。血圧 142/100 mmHg。呼吸数24/分。SpO 90%(鼻カニューラ 2L/分 酸素投与下)。 右背側にcoarse cracklesを聴取する。検査の結果、肺炎と診断され、抗菌薬投与 のため末梢静脈路確保を行うこととした。 この患者の末梢静脈路確保に最も適切な静脈はどれか。

正解と解説

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正解 a, c

左肘正中皮静脈 / 左橈側皮静脈

末梢静脈路は麻痺側を避けて確保するのが原則です。麻痺側では感覚障害のため血管外漏出や皮膚障害に患者が気づきにくく、循環やリンパ還流も低下して腫脹や感染のリスクが高まります。本例は右片麻痺があるため健側である左上肢の静脈、すなわち左肘正中皮静脈と左橈側皮静脈が適切です。下肢の静脈は血栓性静脈炎のリスクが高く末梢静脈路には推奨されません。

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