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Certia
必修問題

医師国家試験 第119回 問313

313 / 400

1歳の男児。全身の皮疹を主訴に母親に連れられて来院した。2週間前に感冒様 症状があり、その後、感冒様症状は改善したが、1週間前から下肢の皮疹が出現し た。2日前から全身に皮疹を認めるようになったため受診した。腹痛および関節痛 は認めない。関節内出血や筋肉内出血の既往はない。家族歴に特記すべきことはな い。身長80cm、体重10kg。体温36.5°C。脈拍120/分、整。呼吸数32/分。顔色 良好、眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。咽頭に発赤を認めない。頸部リン パ節を触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾 を触知しない。皮疹は上からガラス板で圧迫しても退色しない。頰部、腹部および 左下腿の皮疹の写真(別冊No. 5A〜C)を別に示す。 予想される血液検査値はどれか。

問題の図

正解と解説

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正解 c

血小板数低値

ガラス板で圧迫しても退色しない皮疹は血管外への血液漏出を意味する紫斑です。感冒様症状の1〜2週後に発症し、腹痛や関節痛を伴わず、出血の既往もないことから、ウイルス感染を契機とした免疫性(特発性)血小板減少性紫斑病が考えられ、血小板数が低値になると予想されます。凝固因子の異常ではないためPTやAPTTは正常で、DICを示唆するDダイマー高値やフィブリノゲン低下も伴いません。

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