必修問題
医師国家試験 第119回 問305
305 / 400
72歳の男性。右眼の視力低下を主訴に来院した。2年前に左眼が同様の症状と なり、手術を受けたという。視力は右0.5(矯正不能)、左1.0(矯正不能)。眼圧は 右15 mmHg、左14 mmHg。右眼の細隙灯顕微鏡写真(別冊No. 4)を別に示す。両 眼とも眼底に異常を認めない。 右眼の疾患はどれか。

正解と解説
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正解 b
白内障
眼圧は正常範囲で眼底にも異常がないにもかかわらず矯正不能の視力低下があり、細隙灯顕微鏡で水晶体の混濁が認められることから白内障と診断されます。対側眼が2年前に同様の症状で手術を受けている経過も加齢白内障として矛盾しません。急性緑内障発作では眼圧が著明に上昇して眼痛・充血を伴い、開放隅角緑内障では視野障害と視神経乳頭陥凹拡大がみられます。