状況設定問題
助産師国家試験 第108回 問94
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A さん(36 歳、初妊婦)は、夫 B さん(44 歳)と 2 人暮らしである。妊娠 15 週 3 日 の妊婦健康診査で来院した。妊娠経過は順調である。診察時、A さんは頭痛、食欲 不振、疲労感、不眠を訴えた。さらに、助産師に「妊娠は、夫が強く望んでいたんで す。実の母との関係はうまくいっていないので、子育てを手伝ってもらおうとは思っ ていないです」と話した。 このときの A さんへの助産師の対応で適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 1
妊娠への思いについて表出を促す。
頭痛、食欲不振、疲労感、不眠といった訴えの背景には、夫が強く望んだ妊娠であることや実母との関係不良といった心理社会的要因が潜んでいる可能性があります。まずは妊娠をどう受け止めているかを自由に語れるよう促し、両価的な感情も含めて受け止めることが支援の出発点になります。関係が良くない実母への相談を勧めたり、夫の気持ちに寄り添うよう励ましたりする対応は、Aさん自身の思いを置き去りにするため適切ではありません。身体症状を安易にマイナートラブルと片づけるのも不適切です。