状況設定問題
助産師国家試験 第109回 問106
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A ちゃん(男児)は全身性エリテマトーデスを合併した母から在胎 36 週 2 日に頭位 正常分娩で出生した。出生体重は 2,510 g であった。生後 1 分の時点で A ちゃんの 筋緊張は軽度減弱し、皮膚刺激によってわずかに四肢を動かす様子が認められた。呼 吸は浅く不規則で、全身にチアノーゼを認め、心拍数は 70/分であった。 生後 5 分時には、Aちゃんの呼吸は深く規則的で、チアノーゼは指先にのみ認め た。心拍数は 150/分、四肢を活発に動かし、刺激に対して強く啼泣した。蘇生終 了後に新生児科医が診察したところ、左陰囊内に精巣を触知できなかった。 Aちゃんについて当てはまるのはどれか。
正解と解説
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正解 3
低血糖症のリスクが高い。
在胎36週2日の後期早産児は肝臓のグリコーゲン蓄積が乏しく糖新生も未熟なため、低血糖症を起こしやすく生後早期の血糖モニタリングが必要です。出生体重2,510gは2,500g以上なので低出生体重児には当たりません。左陰囊内に精巣を触知しない所見は停留精巣を示すもので鼠径ヘルニアではなく、5分値のアプガースコアは呼吸・心拍・筋緊張・反射がいずれも2点、末梢性チアノーゼのみで皮膚色が1点となり9点と評価されます。