状況設定問題
看護師国家試験 第105回 問216
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Aさん(48 歳、男性)は、横断歩道を歩行中に乗用車に衝突され、救命救急センタ ーに搬送された。搬送時、呼びかけに開眼せず、四肢の筋緊張が亢進していた。呼吸 数 30/分、脈拍 60/分、血圧 142/98 mmHg であった。右側頭部と右肩甲骨部の擦過 傷以外に目立った外傷はなかった。 術後 14 日。Aさんの意識レベルはジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉I-2で、 左上下肢に軽度の麻痺と左の視空間失認とがある。Aさんは座位を保持し、自力で 食事を摂ることが可能となったが、左側の食べ物を残す様子がみられる。車椅子へ の移乗は看護師の介助が必要であるが、1人でベッドから降りようとする。Aさん は右利きである。 このときの適切な看護はどれか。
正解と解説
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正解 1
離床センサーを設置する。
左半側の視空間失認と左片麻痺があるにもかかわらず、1人でベッドから降りようとする行動がみられるため、転倒・転落の危険が高く離床センサーの設置による早期発見が優先されます。半側空間無視では見落としている左側に注意を向けるよう促し、食器も当初は健側に配置してから徐々に左側へ移すなど段階的に訓練します。食事を全介助にしたり、失認の改善を待って歩行訓練を遅らせたりすることは残存機能の活用を妨げます。