状況設定問題
看護師国家試験 第105回 問223
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Aちゃん(11 歳、女児)は、両親と3人で暮らしている。3週前から疲労感を訴え 昼寝をするようになった。そのころから夜間に尿意で起きてトイレに行くようにな り、1日の尿の回数が増えた。2日前から食欲がなくヨーグルトや水分を摂取してい たが、今朝から吐き気と嘔吐とがあり水分も摂れない状態になったため、母親ととも に受診した。血液検査データは、赤血球 580 万/μL、Hb 13.9 g/dL、Ht 44 %、白血 球 9,500/μL、尿 素 窒 素 31 mg/dL、ク レ ア チ ニ ン 0.7 mg/dL、Na 141 mEq/L、 K 4.8 mEq/L、Cl 94 mEq/L、随時血糖 900 mg/dL。動脈血ガス分析は、pH 7.21、 BE −12.3、HCO 安 10.9 mEq/L。尿検査は、尿糖2+、尿ケトン体3+であった。 Aちゃんは1型糖尿病の疑いで入院した。 入院時のバイタルサインは、体温 37.3 °C、呼吸数 20/分、脈拍 120/分、整、血 圧 110/68 mmHg であり、点滴静脈内注射が開始された。 入院時のAちゃんの状態で注意すべき所見はどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 4, 5
意識障害 / 皮膚の弾力性の低下
随時血糖900mg/dL、尿ケトン体3+、pH7.21、HCO3低下という所見から糖尿病ケトアシドーシスと判断でき、著明な高血糖とアシドーシスによる中枢神経系の抑制で意識障害を生じる危険があります。また多尿と嘔吐による水分喪失で高度の脱水をきたしており、皮膚の弾力性(ツルゴール)の低下がその指標となります。冷汗は低血糖の症状であり、この時点では該当しません。