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Certia
国家試験問題

作業療法士国家試験 第55回 問19

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66 歳の女性。歌が好きでカラオケをよく楽しんでいたが、1年前から言葉数が 少なくなり夫が心配して精神科を初めて受診した。MMSE は正常範囲内であった。 MRI では前頭葉優位の限局性脳萎縮があり、SPECT では両側の前頭葉から側頭葉 に血流低下が認められた。現在は定年退職した夫と2人暮らしをしており、家事は 夫が行っている。デイケアに週1回通所しており、好きだった塗り絵や和紙工芸な どの作業活動に参加するが、落ち着きがなく途中で立ち去ろうとする行動が頻回に みられる。 作業活動の持続を促す対応として最も適切なのはどれか。

正解と解説

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正解 1

注意がそれたら道具や材料を見せながら声をかける。

前頭葉優位の限局性萎縮と血流低下、常同的な行動や注意の転動性は前頭側頭型認知症に一致する所見であり、注意が逸れやすい患者には視覚的な手がかり(道具や材料)を用いて注意を作業に引き戻す関わりが有効である。立ち去りを頭ごなしに禁止したり未経験の課題を急に導入したりすることはかえって混乱や不穏を招きやすい。

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