国家試験問題
作業療法士国家試験 第55回 問18
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22 歳の女性。幼少期から聞き分けの良い子だと両親に評価されてきた。完全主 義であり、社交的ではないものの仲の良い友人はいた。中学生の時に自己主張をし て仲間はずれにされ、一時的に保健室登校になったことがある。その後は優秀な成 績で高校、大学を卒業したが、就職してからは過剰適応によるストレスで過食傾向 になった。体重増加を同僚に指摘されてから食事を制限し、身長は 170 cm だが体 重を 45 kg 未満に抑えることにこだわるようになった。 この患者への外来での作業療法士の関わりとして最も適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 4
作業に失敗しても大丈夫であることを伝える。
完全主義的で過剰適応傾向が強く体重や体型へのこだわりが顕著なこの患者には、失敗を許容できない認知の硬さがみられるため、作業に失敗しても大丈夫であるという体験を積ませ柔軟な認知を育てる関わりが有効である。体重測定結果のグラフ化は数値への囚われを助長する恐れがあり、目的説明を半年も遅らせることや作品の背景を分析して伝えることは治療同盟の形成を妨げるため不適切である。