一般問題
歯科医師国家試験 第112回 問246
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72歳の女性。上顎右側半側切除後の補綴処置を希望して来院した。術前は上顎 全部床義歯を装着していたという。上顎前歯部顎堤と下顎前歯部間の開口量は20 mmであった。検査の結果、上顎顎義歯を製作することとした。初診時の開口時の 写真(別冊No. 14A と作業用模型の写真(別冊No. 14B を別に示す。 顎義歯製作について適切なのはどれか。2つ選べ。


正解と解説
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正解 a, b
義歯床と栓塞部の分割型とする。 / 栓塞子周囲に軟質裏装材を用いる。
開口量が20mmと小さく、栓塞子を含む一塊の顎義歯では着脱が困難なため、義歯床と栓塞部を分割する分割型(分離型)として口腔内で連結する設計が適します。また欠損腔の粘膜面は瘢痕や不整形であることが多く、栓塞子周囲に軟質裏装材を用いてアンダーカットを利用しつつ疼痛を防ぎ、封鎖性を高めます。栓塞子は重量を減らすため中空型とし、欠損最深部まで延ばす必要はありません。