一般問題
歯科医師国家試験 第112回 問86
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40歳の女性。嚙み合わせると上顎左側中切歯が動くことを主訴として来院した。 1年前から食事中に違和感があったがそのままにしていたという。検査の結果、慢 性歯周炎と診断した。初診時の口腔内写真(別冊No. 32A とエックス線画像(別冊 No. 32B を別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。 唇 側* 4 3 4 4 4 5 歯 種 1 1 口蓋側* 4 4 5 5 7 5 動揺度** 1 2 * :プロービングデプス(mm **:Millerの判定基準 1の病態の主な修飾因子はどれか。2つ選べ。


正解と解説
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正解 a, c
根尖病変 / 外傷性咬合
同じ慢性歯周炎でも、特定の歯だけ動揺度やプロービングデプスが大きい場合は局所的な修飾因子の関与を考えます。歯根膜腔の拡大を伴う外傷性咬合は付着喪失した歯の動揺を増悪させ、根尖病変が存在すれば歯周ポケットと交通して歯周-歯内病変となり骨吸収を進行させます。プラークは疾患そのものの主因であって修飾因子ではなく、セメント質の肥厚や小帯の付着位置異常はこの部位の病態を説明しません。