一般問題
歯科医師国家試験 第116回 問217
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75歳の男性。左側顎下部の腫脹を主訴として来院した。診察の結果、顎下部蜂 窩織炎と診断し、抗菌薬の点滴静注を開始したところ、投与開始5分後に呼吸困難 を訴えた。胸部の聴診で喘鳴が聴取され、全身の皮膚に膨疹を認める。この時の生 体情報モニタ画面の写真(別冊No.11)を別に示す。 まず投与すべき薬剤はどれか。1つ選べ。

正解と解説
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正解 c
アドレナリン
抗菌薬投与直後の呼吸困難、喘鳴、全身の膨疹に血圧低下を伴う病態はアナフィラキシーショックです。第一選択はアドレナリンで、α作用による血管収縮で血圧を回復させ、β作用で気管支を拡張し、肥満細胞からのメディエーター遊離も抑制します。抗ヒスタミン薬や副腎皮質ステロイドは補助的な位置づけで、投与を待つ間に治療が遅れてはいけません。