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Certia
一般問題

歯科医師国家試験 第116回 問319

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58歳の女性。上顎左側臼歯部の腫脹と鈍痛を主訴として来院した。1年前から 自覚し、徐々に増大しているという。同部の歯肉頰移行部に線状の瘢痕を認める。 初診時の口腔内写真(別冊No.14A)、エックス線画像(別冊No.14B)、CT(別冊 No.14C)、穿刺吸引時の内容液の写真(別冊No.14D)及び生検時のH-E染色病理 組織像(別冊No.14E)を別に示す。 診断名はどれか。1つ選べ。

問題の図
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正解と解説

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正解 d

術後性上顎囊胞

上顎洞根本術など上顎洞に対する手術の既往を示す歯肉頰移行部の線状瘢痕があり、数年から数十年の潜伏期を経て同部に膨隆と鈍痛が出現しています。画像で上顎洞領域に境界明瞭な囊胞性病変を認め、穿刺で貯留液が得られ、病理組織像では線毛円柱上皮に裏装された囊胞壁が確認されることから、術後性上顎囊胞と診断されます。歯根囊胞は原因歯の根尖に、上顎洞癌は境界不明瞭な骨破壊を伴う点で異なります。

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