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問115 / 345

薬剤師国家試験 第100回 問115

生物

マウスのある組織から目的のタンパク質を精製し、その性質を明らかにするた め、以下の2つの実験を行った。実験方法と考察に関する記述のうち、正しいのは どれか。2つ選べ。 【実験1】 精製したタンパク質のジスルフィド結合を還元後、ドデシル硫酸ナトリ ウム(SDS)-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法を行った。ゲル中のタンパク質 を染色すると、単一のバンドが観察された。分子量が既知の5種類の標準タンパク 質についても同様の操作を行い、図1の結果を得た。 図1 離距動泳 1 5 10 分子量 ×10−4 図1 5種類の標準タンパク質( )と精製タンパク質( )の電気泳動での移動 距離(泳動距離)と分子量との関係 【実験2】 精製したタンパク質を用いてゲルろ過クロマトグラフィーを行った。分 子量が既知の6種類の標準タンパク質についても同様の操作を行い、図2の結果を 得た。 図2 積容出溶 1 5 10 分子量 ×10−4 図2 6種類の標準タンパク質( )と精製タンパク質( )の溶出容積と分子量 との関係 1【実験1】では、電気泳動の前に、試料に SDSと 2-メルカプトエタノール (2-ME)を含む緩衝液を加えて加熱した。 2【実験1】のタンパク質の染色には、臭化エチジウム(ethidium bromide)を 用いた。 3【実験2】では、カラムから溶出したタンパク質を検出するため、溶出液の 260nmにおける吸光度を連続的に測定した。 4【実験1】の結果より、精製したタンパク質の単量体(モノマー)の分子量は、 およそ 25,000Daと考えられる。 5【実験1】及び【実験2】の結果より、精製したタンパク質は4量体(テトラ マー)として存在すると考えられる。

問題の図
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