薬剤
薬剤師国家試験 第100回 問168
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肝臓で一部が代謝され、一部は未変化体のまま胆汁排泄される薬物について、 その肝クリアランスが低下する要因となり得るのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 3, 5
肝取り込みの阻害 / 胆汁排泄の阻害
肝取り込みが阻害されると肝細胞内への薬物移行が減少し代謝・排泄いずれの過程も進みにくくなり、胆汁排泄そのものが阻害されれば未変化体の排泄経路が直接妨げられるため、いずれも肝クリアランスを低下させる。心拍出量の増大は肝血流量を増やしクリアランスを増加させる方向に働き、血中タンパク結合の阻害は遊離形薬物濃度を上げて取り込み・代謝を促進しうる方向に働き、肝代謝酵素の誘導は代謝速度を高めるためクリアランスを増加させる方向に働き、いずれも低下要因とはならない。