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Certia
実務

薬剤師国家試験 第100回 問197

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慢性動脈閉塞症(バージャー病)の 65歳男性。安静時にも疼痛を訴える ため、医師からプロスタグランジン E1(アルプロスタジル)注射剤を投与したい と、朝のカンファレンスにおいて提案があった。プロスタグランジン E1製剤とし て、α-シクロデキストリンを含む注射用アルプロスタジルアルファデクスと、リ ポ化製剤のアルプロスタジル注射液が院内で採用されている。医師は、2つの製剤 に関する情報提供を薬剤師に求めた。 アルプロスタジル注射液 10μgは、以下の組成のリポ化製剤である。 アルプロスタジル 10μg 精製ダイズ油 200mg 高度精製卵黄レシチン 36mg オレイン酸 4.8mg 濃グリセリン 44.2mg pH調整剤 薬剤師が、医師に対して提供するアルプロスタジル注射液の情報として、正しい のはどれか。2つ選べ。

正解と解説

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正解 3, 5

5%ブドウ糖注射液に混和して、点滴静注することができる。 / 病変部位に集積する性質をもつ。

リポ化製剤であるアルプロスタジル注射液は脂肪乳剤であり電解質を含まない5%ブドウ糖注射液となら混和しても乳剤が破壊されにくいため点滴静注に用いることができ、また脂質ナノ粒子として血管内皮の傷害部位や病変部に選択的に取り込まれやすいドラッグデリバリーの性質を持つため、いずれも正しい。脂肪乳剤は乳白色の懸濁状の外観を呈し「澄明な溶液」ではない点で1は誤り、脂肪乳剤は凍結すると乳化が破壊され品質が損なわれるため凍結保存はできない点で2は誤り、ポリ塩化ビニル製輸液セットは可塑剤が脂肪乳剤中に溶出するおそれがあるためむしろ使用を避けるべきである点で4も誤りである。

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