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Certia
物理

薬剤師国家試験 第100回 問205

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悪性リンパ腫の患者に対し、注射用シクロホスファミド水和物 950mgを 500mLの生理食塩液に溶解し、90分間かけて点滴静注することになった。 調製作業後、安全キャビネット周辺のシクロホスファミドの飛散状況を液体クロ マトグラフィー/質量分析法(LC/MS)を用いて確認することになった。以下の 記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 O Cl O N P Cl NH ・H2O シクロホスファミド

正解と解説

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正解 2, 5

本薬物は、大気圧イオン化法であるエレクトロスプレーイオン化(ESI)法によりイオン化される。 / 本薬物のような低分子の測定では、タンデム型質量分析計を用い、プリカーサーイオン(前駆イオン)とそこから生成するプロダクトイオンを選択することで、薬物に対する選択性が向上する。

シクロホスファミドのように極性を持つ薬物はLC/MSにおいて大気圧下でイオン化するエレクトロスプレーイオン化(ESI)法でイオン化するのが一般的であり、タンデム質量分析計でプリカーサーイオンとそこから生じる特定のプロダクトイオンの組合せを選択することで夾雑物からの選択性を高められるため、いずれも正しい。シクロホスファミドはLC/MSで直接分析可能でありTMS化のような誘導体化は通常必要としない点で1は誤り、塩素原子を2個持つ分子の同位体パターンはM、M+2、M+4がおよそ9:6:1の強度比で観測されるため1:2:1という比率は誤りであり、内標準物質として用いる重水素標識体は安定同位体であって放射性を持たないため使用場所の制限を要する記述も誤りである。

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