薬剤
薬剤師国家試験 第102回 問273
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30歳女性。排尿痛、頻尿の症状があり、近医を受診した。急性単純性膀胱 炎と診断され、以下の処方箋を薬局に持参した。薬歴を確認すると、同一の医師よ り消化性潰瘍治療のためスクラルファート細粒 90%の処方があり、毎食後に服用 中であった。 (処方) シプロフロキサシン錠 100mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝夕食後 14日分 前問での提案の理由となるシプロフロキサシンとスクラルファートの相互作用の 機序として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
正解と解説
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正解 2
消化管内における難溶性キレートの形成
シプロフロキサシンなどニューキノロン系抗菌薬はスクラルファートに含まれるアルミニウムイオンなどの多価金属イオンと消化管内でキレートを形成し、難溶性の複合体となることで消化管からの吸収が著しく低下する。これは胃内pH変化による溶解性低下やトランスポーター阻害、血漿タンパク結合阻害とは異なる機序である。