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薬剤

薬剤師国家試験 第102回 問270

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76歳男性。1年ほど前から安静時に手足の震えや硬直が認められ、パーキ ンソン病と診断された。現在までレボドパ・ベンセラジド配合錠が処方され、症状 は改善されている。 レボドパと、その薬効増強を目的として配合されているベンセラジドに関する記 述として、正しいのはどれか。2つ選べ。

正解と解説

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正解 1, 5

レボドパは、主にアミノ酸トランスポーター LAT1により脳内に移行する。 / ベンセラジドは、末梢組織におけるレボドパからドパミンへの代謝を阻害する。

レボドパは中性アミノ酸トランスポーター(LAT1)を介した能動輸送により血液脳関門を通過して脳内に移行する。ベンセラジドは末梢組織の芳香族L-アミノ酸脱炭酸酵素を阻害することで、レボドパが脳に到達する前に末梢でドパミンに変換されるのを防ぎ、レボドパの脳内移行量を増やして薬効を増強する。ベンセラジド自体はモノアミン輸送系で脳内に移行するわけではなく、脳内でのレボドパ代謝を阻害するわけでもない。

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