薬理
薬剤師国家試験 第103回 問156
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本態性高血圧治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 3, 4
トリクロルメチアジドは、遠位尿細管の Na + –Cl - 共輸送系を阻害することで+Na の再吸収を抑制する。 / テルミサルタンは、アンギオテンシンIIによる副腎皮質球状層からのアルドステロン分泌を抑制することで利尿作用を示す。
トリクロルメチアジドはサイアザイド系利尿薬であり、遠位尿細管のNa+–Cl–共輸送系を阻害してNa+の再吸収を抑制し利尿・降圧作用を示す(選択肢3)。テルミサルタンはアンジオテンシンII受容体拮抗薬であり、副腎皮質球状層でのアルドステロン分泌を抑制することでNa+再吸収抑制を介した利尿・降圧作用にも寄与する(選択肢4)。アテノロールはβ1受容体遮断薬でありCa2+チャネル阻害作用はなく、ドキサゾシンはα1受容体遮断により血管平滑筋を弛緩させる薬でありノルアドレナリン遊離抑制が主作用ではないため選択肢1・2は誤りである。