薬剤師国家試験 第103回 問344
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APPROACH–J は、冠動脈疾患一次予防高リスク群の脂質異常症患者に対する 脂質管理目標値の妥当性及び生活習慣の改善が脂質コントロールに及ぼす影響を明 らかにすることを目的に実施された日本人の治療実態下における実践的研究であ る。APPROACH–J では各項目の遵守をスコア化し、以下の図に示す結果が得られ た。 LDL–C * 服薬アドヒアランス (低密度リポタンパク質 適切な運動の維持 コレステロール) 喫煙・飲酒の制限 * 高脂質食品の制限 良好な食事バランスの維持 健康への意識 -7 -6 -5 -4 -3 -2 -1 0 1 HDL–C 服薬アドヒアランス (高密度リポタンパク質 *適切な運動の維持 コレステロール) * 喫煙・飲酒の制限 高脂質食品の制限 *良好な食事バランスの維持 * 健康への意識 -7 -6 -5 -4 -3 -2 -1 0 1 TG 服薬アドヒアランス (トリグリセリド) * 適切な運動の維持 * 喫煙・飲酒の制限 高脂質食品の制限 * 良好な食事バランスの維持 * 健康への意識 -7 -6 -5 -4 -3 -2 -1 0 1 遵守スコア1点上昇あたりの脂質変化量(mg/dL) *有意差あり 対象患者: 動脈硬化疾患予防ガイドライン2007版で一次予防の高リスク群と判定されたプラバスタチン新 規投与及び投与中の外来患者(男性20歳以上、女性55歳以上または閉経後。脳卒中、閉塞性動 脈硬化症・合併症患者は除く。)(n=4,352) Kitagawa et al. J. Atheroscler.Thromb. 2012;19:795–805より改変 47 グラフから読み取れることとして、適切なのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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服薬アドヒアランスが 1 点上昇すると、LDL–C 値は約 6.6 mg/dL 減少する。 / 良好な食事バランスを維持すると、「LDL–C 値/HDL–C 値」が小さくなる。
グラフから服薬アドヒアランスの遵守スコアが1点上昇するとLDL-Cが約6.6mg/dL低下することが読み取れ、良好な食事バランスの維持はLDL-Cの低下とHDL-Cの上昇の両方に寄与するため、LDL-C/HDL-C比はより小さくなると考えられる。